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実践! 自サイト改善記録(1) サイトコンセプトと改善の方向性の明確化

先日のエントリで紹介した楽天・清水さんの自サイト改善を参考にして、少しずつこのブログのアクセス解析と改善の実践を図っていきたい。
「解析しないと!アドビになったよ第一弾スペシャル」に行ってきたよ!
今回のエントリではこのサイトのコンセプトを確認し、そのうえでどのような方向に改善していくのか、明確にしてみようと思う。

サイトコンセプト

このブログは、コンテンツとして以下の3つを軸にするつもりで作った。
  1. 仕事関係で読んだ本のログ
  2. 参加したイベントのレポート
  3. 新しいメディアに関する考察
これに加えて、このサイト自身のアクセス解析実践例を載せていくつもりだった。
以上をさらに細分化して、実際のサイトカテゴリに落とし込んだのが、今実際に使っているカテゴリーだ。
  • 電子書籍
  • Webメディア
  • Twitter
  • イベントレポート
  • 広告関連の書籍
  • アクセス解析
現状、コンテンツの数が少ないので、カテゴリ単位での細かい分析はできないが、「WordPress」カテゴリは上記のコンセプトとも少し異なるし、Google Analyticsで計測した平均滞在時間もかなり悪かったため、はずすことにした。

現状分析のポイント

コンセプトを絞った。あとはブログをより多くの人に読んでもらうために大事な要素を洗い出す必要がある。いろいろあるとは思うのだけれど、ブログという形式も考えて以下の3つとした。
  1. 新規読者の獲得
  2. 読者の定着
  3. 「読者を呼ぶ読者」の獲得
これらの目標はさらにいくつかのサブ目標に分割される。

1.新規読者の獲得

新規読者を増やすには、どういった経路が最も新規の読者を獲得しやすいのかというデータが必要になる。そこで、Google Analyticsを使ってリファラごとの新規・リピートの割合を調べてみた。GAのメニューから「トラフィック」→「すべてトラフィック」→「ユーザーの種類」でフィルタして、データをCSVでエクスポート。VLOOKUPその他をもろもろ用いて、リファラを分類し以下のようなバブルチャートを作った。X軸に新規ユーザーの割合、Y軸にリピータユーザーの割合、バブルの大きさは合計セッション数である。
リファラごとの新規・リピート分布
このデータから見ると、新規ユーザーの割合が多いのは検索エンジン・Twitter(twitter.com、Hootsuiteなど。クライアントからのアクセスは「参照なし」扱い)だということが分かった。また、ソーシャルブックマークからのアクセスも普通は新規ユーザーからのアクセスが増えるはずなのだが、今のところそもそも絶対値そのものが少なすぎる。というわけで、「新規読者の獲得」に関しては、以下のような指標と施策ポイントが設定できる。
  • 目標:検索エンジンからの流入数増加
  • 施策ポイント:SEO
  • 目標:Twitterからの流入数増加
  • 施策ポイント:コンテンツにあったフォロワーの獲得・Tweetタイミングの工夫・記事をTweetしやすくする仕掛けの用意
  • 目標:ソーシャルブックマークからの流入数増加
  • 施策ポイント:はてなブックマークに追加しやすくする仕掛けの用意・はてブされている記事の紹介
これらの他にもおそらく打てる手はいろいろあるのだと思う。Twitterやはてブは、こうしたポイントを意識しつつ使う側に回ることにしたい。

2.読者の定着

読者の定着という目標は、大きく2つのサブ目標に分けられる。
  1. エントリをきちんと最後まで読んでもらい、他のエントリを読んでもらうことでこのブログ自体のことを良く知ってもらう
  2. 上のプロセスを踏んだ上で、実際にリピーターになってもらう
1番目の目標に対しては、1訪問あたりのPVを増やすための施策を行うことになる。2番目の目標に対しては、1UUあたりのセッションを増やすことになる。そこで考えられる施策のポイントは、以下のようになる。
  • 目標:1訪問あたりのPV増加
  • 施策ポイント:直帰率の改善・滞在時間の向上・過去のコンテンツへの回遊率上昇
  • 目標:1UUあたりのセッション増加
  • 施策ポイント:RSS購読数の増加・サイト名での検索数の増加
サイト名での検索数は、ブラウザのブックマークからのアクセスとほぼ同義だ。Google Analyticsで見たデータでも、サイト名で検索してくれたユーザーはリピータの比率が非常に高い。RSS数の増加は、手動で定点観測の結果を記録する必要があるようだ。今現在の登録者数は分かっても、時間軸での推移を教えてくれるツールが意外にない。

3.「読者を呼ぶ読者」の獲得

いわゆる「エンゲージメントの確立」とやらだが、なかなか難しい。単にソーシャルメディアでバイラルしてもらうことを目標にするならば、「1.新規読者の獲得」で挙げたTwitterやソーシャルブックマーク周りの目標・施策を流用すればいい。だが定期的にそうやってTwitterでRTをしてもらったり、自分のブログで紹介してもらうようになるには、単にツールの使用環境を整備するだけでは不十分だろう。
先日、池田紀行氏の『キズナのマーケティング』の感想をエントリとして挙げたが、ソーシャルメディア周りのツールを整備することは、短期的な効果を狙った「バズ・バイラル型」の方向性となる。一方、Twitter上でのコミュニケーション等を用いた「アドボカシー型」の方向性は、長期的な効果を狙ったものだとされている。ただし、後者でも個人のブログ程度なら、ある程度短期での効果を見込める可能性があると思っている。実際、あるトピックに関してTwitter上でのやりとりをして/見て、それがきっかけとなってその人のブログにたどりついたことは僕自身何度も経験がある。大規模商用サイトでは効果の見えづらい話だが、個人ブログでなら効果測定が可能かもしれない。そしてこの手の事例は、実際のブログの中身に独自性があって、書き手自身がその領域に関してきちんと理解している場合が多い。そのため、ソーシャルメディア周りのツールを整備すること以外には、以下のようなサブ目標と施策のポイントが設定できる。
  • 目標:ブログやソーシャルメディア上で、定期的に紹介してもらう
  • 施策のポイント:ユニークでかつ確度の高いエントリーを挙げる・自分の分野に関するコミュニケーションを(ネット・リアル問わず)増やす

次回:施策の実施

今回はブログのコンセプトを確認し、今後どのような方向に向かって改善していくのか、その目標と実践のポイントを洗い出してみた。次回以降、このエントリに従って、実際に改善策を実行してみることにする。

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